お葬式や供養をご希望の方へ
海眼寺では、「身内が亡くなったが、とくににお寺との付き合いがないので、葬式をしてほしい」「ご先祖さまや故人の供養をしたい」という方のために、いわゆる檀家でなくともお葬式や供養をお引き受けしています。
ただしすでにほかのお寺の檀家信者である場合は、当然そのお寺にお葬式していただくことが前提です。それでも海眼寺でお葬式をしたいということであれば、元のお寺の許可が必要です。
お葬式をご希望の場合
お葬式をご希望の場合は、まずは必ず海眼寺にお電話(0773-22-3247)でお知らせください。早朝、夜遅くでもかまいません。
お身内だけのお葬式、通夜なし、火葬場での読経のみなど、いずれもご相談にのります。ただし海眼寺にご連絡いただく前にお葬式の日時をお決めになってしまうと、お引き受けできないことが大いにあります。
お葬式をしてもらったら必ず檀家にならなければならない、ということはありません。まずはご遺族と力を合わせて故人を送って差し上げて、その後のことは別途ご相談にのります。
お布施や戒名について
お葬式のお布施は別段定めていません。1万円という方もいらっしゃれば100万円という方もいらっしゃいますが、その金額によってお葬式の内容が変わるということは一切ありません。お布施は葬式の「代金」ではありませんので、本当に皆さんの素直なお気持ちで納めてください。「お布施の相場」などということはあってないようなものですので、気にしないでください。これは葬儀以外の法要や供養でも同じです。
お葬式のさいには故人にお釈迦さまの弟子となっていただき、その証である戒名をお授けするのが一般的です。戒名をご希望の場合は、居士大姉号の場合は8万円、信士信女号の場合は3万円前後の「戒名料」を、お布施とは別に納めていただきます。
この金額は海眼寺役員会で定められた額で、海眼寺の境内整備基金に全額が繰り入れられます。その点なにとぞご理解ください。「戒名はいらない」という場合は、ご相談によって戒名なしでのお葬式をいたします(儀礼上は戒名をつけますが、位牌やお墓にはお名前【俗名】をお使いいただければよいです。戒名料は不要です)。
法要や供養をご希望の場合
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直葬(葬儀なし)で見送ったが、関係者で手を合わせる機会を作りたい。
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近くに法事やお墓のことを頼めるお寺がない。
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戒名だけつけて欲しい。
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流産・死産したので供養したい。
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仏事やお墓のことについて全くわからないので、アドバイスが欲しい。
このほか四十九日忌(忌明け)や一周忌以降の年忌法要はもちろん、ご供養や祈願、追善などだいたいのことについて対応しますので、まずはご相談ください。